競艇美学③

今日は師弟関係についてちとお話を・・・

 

競艇選手をいうのはレースの出走以外にも、モーターの整備等も自分自身で

行わないといけないのは十分周知のはずです。

 

高校を卒業して、ヤマトへ行き約1年の訓練を受け、勝負の世界に放たれるわけですが

まぁ活躍出来る人はホントごくわずかであります。

 

また活躍する選手は2世選手の場合が高いです。

 

親が競艇選手であったり、親戚が競艇選手であったりなど・・

 

つまりは予備知識無しでは早々の活躍はなかなか難しい

 

そこを補うのが先輩に助言を頂き、ここで師弟関係が結ばれるというわけですね

 

基本的には同じ支部での師弟関係がベターですね。

 

ここで大きく言いたいのは、師弟関係があった場合のレースの組み立てです。

 

同じレースに師弟関係がある場合のレースも良く見られますが

 

基本お互いがやり合ってレースをするという事はほぼ無いんですよ

 

それはたとえゴリゴリに普段攻める選手の場合でも……

 

前回お話しした大阪支部の連携とすごく近いイメージですね。

 

一時前に蒲郡で原田、ハジメちゃん、岩瀬の3人が師弟関係にあり

3人共々レースに出走した事がありました。

 

しかも原田が地元蒲郡から長崎支部へ移籍という場面で最後の蒲郡支部での

レースで見事1-3-6と3人共フィニッシュしたドラマのようなレースがありました。

 

これを見た時はお互い1マーク各コースから邪魔にならないように捌き

最後の岩瀬の強烈なツケマイはホント気合いが入っていたと肌で感じています。

 

なので着結果だけでなくその時のレースの心境といったものも予想の一つとて

考えておきたいですな。